変わり果てた姿で北海道の沿岸に五木寛之の小説『青年は荒野をめざす』(1967年)で、ジャズミュージシャンを志す主人公・北淳一郎は横浜から船に乗り込んだ。1961年から実在したナホトカ航路、それを行く旅客船バイカル号である。運営はソ連の国営企業。同国の崩壊で航路が廃止されるまで、日本から多くの若者がこの航路でソ連を目指した。【貴重写真】なぜか笑顔も…船上から日本側の捜査班を見る船員たち、生演奏のダンスホー