矢野アロウは、第11回ハヤカワSFコンテストに投じた『ホライズン・ゲート 事象の狩人』が大賞を射止めてデビュー(単行本は2023年12月に刊行)。本格SFの書き手として期待を集めている新鋭だ。本書は、それにつづく第二長篇。早川書房編集部が原稿の段階で、「『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『三体』に比肩する面白さ」と猛プッシュ。2月初旬刊行の『SFが読みたい! 2026年版』で異例の先行レビュー(しかも冬木糸