「予備校には学校という制度からこぼれ落ちた、治外法権的な『知の解放区』としての魅力がありました」と語る小林哲夫氏大学受験を経験した人なら一度は関わったことがあるはずの「予備校」。だが、その歴史を体系的に知る機会は意外に少ない。そんな空白を埋める一冊が、教育ジャーナリスト・小林哲夫氏の新著だ。明治の草創期から三大予備校の覇権争い、少子化時代の変容まで――。日本独特の受験産業の全貌を描いた同書の舞台裏