今年は、文藝春秋がなんだかすごい。1月に「オール讀物」連載の村山由佳氏『PRIZE』(どうしても直木賞がほしい人気小説家に出版社社員が振り回される)、4月に「文學界」連載の金原ひとみ氏『YABUNONAKA』(文芸誌の元編集長による性加害が告発される)が刊行された。そして、5月に刊行されたのが「週刊文春」で連載されていた塩田武士氏『踊りつかれて』である。