東証プライム市場に上昇する3月期決算企業の中間決算シーズンが10月下旬より本格化する。会社側による25年3月期計画の集計値からは、3年連続の過去最高益となった前24年3月期からは一転して、5年ぶりの減益に落ち込むとの見通しだ。もっとも期初時点の会社側計画が保守的な内容であることは言うまでもない。事前に想定できるリスクを予め厳しめに見積もることで、まさかの下方修正に見舞われるリスクを極力避ける狙いがあるからだ