ただでさえ世間が関心を寄せない立憲民主党の代表選(9月7日告示、23日投開票)が、岸田首相の退陣表明によって一段と埋没している。再選を狙う泉健太代表は「首相が辞めても自民党の体質が変わるわけではない」と訴えるが、広がりを欠く。ポスト岸田を迎え撃つアクの強さが欲しいところ。それで急浮上しているのが「古くて新しい顔」だ。【もっと読む】「泉代表は物足りないけれど…」立憲民主党 若手・中堅グループ政策提言の