2006年、講談社のエンターテインメント小説の新人賞「メフィスト賞」を受けた「少女は踊る暗い腹の中踊る」で鮮烈なデビューを飾った岡崎隼人さん(38)=岡山市=が、2作目となる「だから殺し屋は小説を書けない。」を出版した。実に18年ぶりとなる新作は「自分の小説愛を込めた、ある意味自伝的小説」という渾身(こんしん)の1作だ。西尾維新さん、辻村深月さんら人気作家を輩出した同賞。受賞は話題を呼び、デビュー後すぐ