春のグランプリである宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)は近年、凱旋門賞のステップレースの意味合いが強くなっている。過去凱旋門賞で2着となった日本馬3頭(オルフェーヴルは2度2着)のうち、2頭が宝塚記念を制して渡仏した馬だった。今年はドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)がこのローテを歩む予定。そこで今回は宝塚記念からパリロンシャンへと向かった先輩の中から、印象的だった2頭を紹介したい