会社員などの厚生年金に加入している人は、老齢基礎年金と老齢厚生年金の2階建ての年金を受給できますが、自営業などの場合、公的年金は老齢基礎年金のみとなります。令和6年度の満額の老齢基礎年金は昭和31年4月1日以前生まれの人で、月額6万7,808円となり、年金だけで生活を送るのは厳しいといえるでしょう。本記事では大谷さん(仮名)の事例とともに、一定額以下の年金生活者の人への支援制度について、FP事務所MoneySmith代表