『80歳の壁』などのシニア向け生き方指南書でブレイク中の精神科医・和田秀樹さんが、このほど新書『機嫌がいい人ほど人生はうまくいく』(宝島社)を上梓した。叩きやすい人を見つけては、束の間の正義感でバッシングする「不機嫌という病」に呑み込まれつつある社会、そこに生きる私たちの心の闇をひもといた1冊だ。「国会議員や公務員の宿舎の家賃が相場より安いことに対する過剰なバッシングなどが、典型的な不機嫌の構図です