現代アート集団「カオス*ラウンジ」を運営する合同会社カオスラに勤務していた女性が、元代表社員の黒瀬陽平氏や関係者らから、セクハラやパワハラを受けたとネット上で告発したことをめぐり、カオスラ側が名誉を傷つけられたなどとして、告発の全文削除と損害賠償約500万円を求めた訴訟の判決が今年2月、東京地裁であった。東京地裁の桃崎剛裁判長は、カオスラ側によるパワハラがあったと記述した11カ所の文言の削除と、女性に対