【▲ セロ・トロロ汎米天文台のブランコ4m望遠鏡で撮影された超新星残骸「かに星雲」(Credit: KPNO/NOIRLab/NSF/AURA)】こちらは「おうし座」の方向約6500光年先にある超新星残骸「かに星雲(Crab Nebula)」です。超新星残骸とは、質量が太陽の8倍以上ある大質量星で超新星爆発が起こった後に観測される天体のこと。超新星爆発にともなって発生した衝撃波が広がり、周囲のガスを加熱することで、可視光線やX線といった電磁波が