日本で初めてポテトチップスを「お菓子」として一般向けに量産し、販売したのは湖池屋だ。来年2022年は同社第一号のポテトチップス「のり塩」の発売60周年。ホテルや高級バー向けの高級おつまみだったポテトチップスは、いかにして「一袋150円」の国民食になったのか。湖池屋創業者の息子で現会長、小池孝氏の証言を交えて明らかにする--。(第1回)画像提供=湖池屋■日本に根付いた新しい“食文化”戦中から戦後の日本ではジャガ