6球団が1巡目を単独指名で交渉権を獲得した今年のドラフト会議。例年よりドラマは少なかったものの、それでも3人のピッチャーのプロ野球人生の出発点が「クジ引き」で決まった。高校生ナンバー1の呼び声が高かった本格派右腕の小園健太(市立和歌山高)は、DeNAと阪神が重複指名。結果、三浦大輔監督が当たりクジを引き当て、DeNAが交渉権を獲得した。ヤクルト、巨人、広島、西武の4球団が競合したのは、大学生左腕の隅