昨年5月、スピード違反の取り締まりで速度データを捏造しドライバーに違反切符を交付したことが発覚し、証拠偽造などの罪に問われていた58歳元警察官の裁判が、札幌地方裁判所で開かれた。この事件は北海道警交通機動隊の警部補だった58歳の男が、2019年〜2020年にかけ、スピードを計測するレーザーを電柱などに照射してデータを捏造し、それを証拠として違反切符を交付していたのだ。裁判では、検察側が「客観的証拠の偽造