米中貿易摩擦が影響、今後は新型コロナ感染拡大も懸念材料2019年度の国内景気は、総じて悪化傾向が鮮明となった。帝国データバンクが実施している景気動向調査(景気DI)では、これまでの回復基調から2019年12月以降「後退局面入り」に基調判断を引き下げた。こうしたなか、昨年末に中国・武漢から広まった「COVID-19」、いわゆる新型コロナウイルス(新型コロナ)の感染が日本国内でも拡大。生産活動の停滞や消費不振を受け、各