高齢者運転による死亡事故が各地で相次いでいます。特に2019年4月に発生した池袋暴走死傷事故は、何ひとつ落ち度のない母子が死亡し、男女9人(運転手本人は除く)が重軽傷を負うという痛ましいものでした。この事故に対する社会的インパクトも多く、事故の後、都内では、運転免許証の自主返納をする高齢者が急増しました。高齢者の免許制度を見直す法改正の道筋も示され、高齢者ドライバーの安全運転対策は大きな転換点を迎えてい