井端弘和「イバらの道の野球論」(8)プロ野球は大型連敗、連勝による順位変動がつきものではあるが、今シーズンはその傾向が顕著になっている。セ・リーグでは、春先に好調だったヤクルトが16連敗で最下位に転落し、同時期に首位に立った広島も11連敗を喫して、前半戦を4位で終えた。代わって首位を独走しつつあった巨人は6連敗などがあって失速し、反対に7連勝したDeNA、9連勝した広島と首位を争っている。一方のパ・