トヨタ自動車は13日、愛知県豊田市の本社で定時株主総会を開き、取締役の選任や役員報酬制度の見直しなど4議案を決議した。2009年6月の就任から10年を迎えた豊田章男社長は「自動車産業が大変革期に突入している。将来のモビリティー社会を株主の皆さまと一緒につくりたい」とあいさつ。電動化や自動運転といった技術革新の加速をあらためて誓った。出席株主数は5546人で過去最高の昨年を上回った。(1面参照)