「スズキ生産方式の誤解があったと思っている」。12日、都内で開いた会見で鈴木俊宏スズキ社長はこう述べ、深く頭を下げた。スズキがブレーキなどの安全性能に関わる分野の検査不正と、無資格の検査員が単独で最終検査をしていたことが発覚した。小さなクルマを低コストでつくることを強みとしてきたスズキ。一連の不正は、鈴木修会長が「小・少・軽・短・美」という旗印の下で追求してきた生産方式のほころびを露呈する結果と