ある経験豊富な指導者が言った。「リスクを負わないことが、時には責任逃れになるものです」 2年前のカナダ・ワールドカップを終えた後だった。なでしこジャパンは、連覇こそ逃したが、粘り抜いて2大会連続の決勝進出を果たしていた。翌年にはリオ五輪も控える状況で、JFAは佐々木則夫監督体制の継続を選択する。一般的には妥当な判断だったと思う。