ハイジの食べるチーズ焼き、ぐりとぐらの食べるホットケーキ、ラピュタのパンなど、物語の中で主人公たちが食べる食べ物は「どんな味がするのだろう?」と読み手の頭に強い印象を残すこともしばしば。そんな小説の主人公たちの食事風景を再現したのがダイナ・フリードさんの「ひと皿の小説案内(Fictitious Dishes)」です。ある日突然害虫になった「変身」の主人公ザムザの「ひと皿」など、必ずしも「おいしそう」な食べ物ではない