刊行形式自体が冗談ぽい小説2タイトルが文庫化された!いとうせいこうのニセ翻訳小説いとうせいこう「編」(←ってほんとに書いてある)の架空翻訳『存在しない小説』(2013→講談社文庫/Kindle)。世界の架空作家数名の翻訳アンソロジーという形で、これだけ自由でおもしろいものが書けてしまうということは、日本の小説出版の現状だと、そうでもしないとなかなか小説の「自由」がきかない、ということだったりして。こういう