1999年6月、当時小学6年生の男児が殺害され、切断された首が中学校の校門に置かれるという猟奇的な事件が起きた。事件発覚後、神戸新聞に『酒鬼薔薇聖斗』を名乗る犯人から声明文を送りつけられるや、連日のように事件をマスコミが取り上げ続けた。逮捕されたのは、当時14歳の少年。衝撃が駆け抜けたことは言うまでもない。2004年、少年が服役を終えるとその行方をマスコミは必死になって探し回っていた。「東京・町田の町工場