ラミネートバスバー市場の最新予測:2026年に633百万米ドル規模、成長率15.2%の見通し

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ラミネートバスバーにおけるコアポイント
QYResearchの最新調査によると、世界のラミネートバスバー市場規模は、2025年に4.79億米ドルとなった。
市場規模は2032年までに14.76億米ドルへ拡大する見通しである。
2026~2032年の年平均成長率は15.2%と予測され、構造的な成長局面が続く。
2025年は上位10社が市場全体の約71.0%を占め、リーダー企業が主導する一方、完全な寡占には至っていない。

ラミネートバスバーとは、銅またはアルミニウム製の複数の薄板導体を、絶縁フィルムや樹脂などの誘電材料で隔離し、加圧・加熱・接着工程によって一体化した多層電力接続部品である。主にインバータ、コンバータ、IGBT・SiCパワーモジュール、直流リンクコンデンサなどを接続し、大電流を低損失かつ安定的に伝送・分配する役割を担う。導体間距離や電流経路を精密に設計できるため、従来のケーブルや単層母線と比べて浮遊インダクタンス、配線抵抗、過電圧、電磁ノイズを低減しやすい。また、薄型化、軽量化、省スペース化、熱特性の均一化、組立工程の簡素化にも寄与する。電気自動車、再生可能エネルギー設備、産業用インバータ、鉄道、データセンター、蓄電システムなど、高出力密度と高信頼性が要求される電力変換装置に広く使用される。

【画像 https://www.dreamnews.jp/press/359783/images/bodyimage1】

上記の図表/データは、QYResearchの最新レポート「2026~2032年のグローバルラミネートバスバー調査レポート」から引用されている。Email: japan@qyresearch.com;

市場規模と今後5年予測:脱炭素電力需要が成長を牽引
ラミネートバスバー市場は、従来型の導電接続部品市場から、高電圧・高出力密度の電力変換システムを支える基盤部品市場へ移行している。QYResearch調査チームの最新レポートによると、世界市場は2026~2032年に年平均15.2%で成長し、2032年には14.76億米ドルへ達する見通しである。

成長の中心は、風力・太陽光発電、蓄電システム、電力網向けパワーエレクトロニクス設備である。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、PCS、インバータ、変流器、直流配電設備では、浮遊インダクタンスの低減、過電圧抑制、放熱性能、実装密度の向上が求められており、従来のケーブル配線からラミネートバスバーへの置き換えが進みやすい。

電気自動車も引き続き主要な成長用途である。800V級を含む高電圧化、SiCパワー半導体の採用、車載電力変換ユニットの小型化が、低インダクタンス接続部品への需要を押し上げる。加えて、データセンター電源、産業用モータードライブ、鉄道用電力変換装置などへの用途拡大により、成長源は特定の単一市場に限定されない構造となっている。