仕掛けがいっぱい!夢のゴジラルーム

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2015年4月24日に開業予定の「ホテルグレイスリー新宿」(東京都新宿区)。新宿・歌舞伎町にできる新しいホテルですが、このホテルを一気に有名にしたのが「ゴジラ」のコンセプトルームです。ホテルが「新宿東宝ビル」(8階〜30階)に入居するため東宝とのコラボレーションが実現したのです。

4月9日、開業にさきがけ公開されたホテルに、ゴジラを(ほとんど)知らないアラサー女性記者が入ってきました。ゴジラルームの魅力をレポートします。

窓を見るとそこには原寸大ゴジラの顔......!

まずは目玉、ホテルに1室だけある「ゴジラルーム」(30階)から。ここは、入室した瞬間から「ゴジラの世界」が広がります。ドアを開けた瞬間目に飛び込んでくるのは、リアルな半身のゴジラ。1994年公開の「ゴジラvsスペースゴジラ」、95年公開の「ゴジラvsデストロイア」のゴジラがモチーフだそうで、半身ですが鏡を利用し見た目は全身のゴジラです。

その先に進むといよいよベッドルーム。壁からは巨大なゴジラの手が出ており、いまにも自分がつぶされそうになる大迫力! 取材記者全員から驚きと興奮の声が上がっていました。ゴジラをあまり知らない記者も例外なく、大興奮の瞬間でした。

それもそのはず。この部屋は東宝のゴジラ製作に携わったスタッフの全面協力によってつくられているので、ディテールへのこだわりは相当なもの。たとえば室内で使われる音源なども映画から採用されているそうです。

壁には立体的なビル群、床には架空の都市の画がほどこされ、自分がゴジラになった気分も味わえるなど、特筆すべき点を挙げればきりがないですが、特に伝えたいのが、この部屋には"仕掛け"が多いということ。これは泊まった人のみわかるスペシャルな特典。ぜひ、その5感でゴジラの世界に浸ってみて。

そしてもうひとつの目玉が、「ゴジラビュールーム」(9階)。新宿東宝ビルの8階ホテルテラスには、ほぼ実寸大のオブジェ「ゴジラヘッド」が設置されているのですが、このゴジラヘッドと"目が合う"ように設計されているのが「ゴジラビュールーム」なのです。

部屋は通常のシングルですが、窓を見るとそこには原寸大ゴジラの顔......! 闘争心に燃えたゴジラの光る目が視界いっぱいに広がります。

ゴジラビュールーム」は現在2室ですが、今後6室(すべてシングル)まで増やす予定とのこと。少しは競争率が低くなりそう(?)で、うれしいですね。

現在、「ゴジラルーム」「ゴジラビュールーム」ともに予約は殺到。6月ごろまでほとんど埋まっているとのこと。早めの予約は必須のようです。

ゴジラルーム」はツインルーム(定員2人)1室で、3万9800円〜。「ゴジラビュールーム」はシングルルーム(定員1人)2室で、1万5000円〜。※2015年6月30日までの価格。ともに、宿泊しなければ手に入らないオリジナルのゴジラグッズが付いてきます。

客室は、全970室。すべてバス・トイレ独立型のゆったりできるくつろぎの空間です。

5月31日までは、開業記念プランで特別価格で提供中。シングルが1万3000円〜(通常2万720円)、ダブルが1万7000円〜(通常2万5040円)、ツインが2万円〜(通常3万440円)です。

予約、詳細は公式サイトから。一生に1度は泊まりたいワクワクな部屋の誕生です。