アマンダ・タッピング

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90年代から2000年代にかけて放送され、ファンの厚い支持を集めた『スターゲイト』シリーズ。その製作者たちが作る新たなTVシリーズに、『スターゲイト』過去作品の出演女優たちも参加することが明らかになった。

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『Dark Matter(原題)』と題されたこのTVシリーズは、同名のコミックを映像化した作品。漂流中の宇宙船で人工冬眠から覚醒したクルーが、記憶を失いつつも協力して、危険に満ちた航海をするというストーリーだ。原作コミックの作者で、TVシリーズでも製作総指揮を務めるのは、『スターゲイト』シリーズの製作総指揮者だったジョセフ・マロッツィとポール・マリー。現在、カナダ・トロント市にて製作が急ピッチで進行している。

そして、『スターゲイト』情報サイトのGateworldが伝えたところによると、『スターゲイト:アトランティス』で、エリザベス・ウィアー博士役を3シーズンにわたり演じたトーリ・ヒギンソンが、"ディレイニー・トリュフォー中佐"という役名で、シリーズ序盤(おそらくはパイロットエピソード)に出演するという。マロッツィは自身のブログで、トーリが撮影をすませたことを報告するとともに、「そう遠くない将来にまた彼女に会いそうな気がするよ」と述べている。

さらに、『スターゲイト』でサマンサ・カーター役を演じたアマンダ・タッピングは、本作では監督として参加。第4話を担当する。「カメラの背後でアマンダの仕事ぶりを見ることができてとても嬉しい。『スターゲイト』当時から印象的だったあの陽気な性格やプロ精神は、監督の仕事にもよく表れている」と、マロッツィは絶賛している。

『Dark Matter』は13話構成の作品で、米Syfyにて今夏に放送予定。『スターゲイト』シリーズに参加した才能を結集することで、新たな宇宙SFシリーズを成功に導いてほしいところだ。(海外ドラマNAVI)

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