中国メディアの東方財富網は30日、米国の著名投資家ジム・ロジャーズ氏が米国の投資情報サイトによるインタビューに対し、「現在の日本経済は安倍晋三首相が望む結果とは反対の方向へと進んでいる」との見解を示し、アベノミクスは成功しないと語ったことを伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの東方財富網は30日、米国の著名投資家ジム・ロジャーズ氏が米国の投資情報サイトによるインタビューに対し、「現在の日本経済は安倍晋三首相が望む結果とは反対の方向へと進んでいる」との見解を示し、アベノミクスは成功しないと語ったことを伝えた。

 記事は、ロジャーズ氏がインタビューに対して「日本の問題は非常に深刻」と語ったことを伝え、さらに「安倍首相はすでに日本を崩壊させてしまった可能性もある」と述べたことを紹介した。

 さらに、ロジャーズ氏が日本の問題点として「財政は莫大な借金を抱えていること」や、「人口が減少しているにもかかわらず、外国人を受け入れようとしないこと」を挙げたと伝えた。

 一方で記事は、ロジャーズ氏が日本を見限っているのと対照的に、中国の輝かしい未来を確信していることを伝えた。だが、中国の未来にも懸念すべき点は存在し、ロジャーズ氏は中国の唯一の懸念点として、「水資源が不足していること」を挙げたことを紹介した。

 続けて、「中国の水不足は極めて深刻だが、中国政府は解決できるものと信じている」と、ロジャーズ氏は中国政府の実行力に対する信頼をのぞかせ、さらに「中国で水不足問題を解決できる企業への投資」が良いかもしれないと語ったことを紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)