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さらなる接続性によって、より大きなプロジェクトに利用できそうだ。

2012年に非常に安価な教育用マイクロ・コンピューター「Raspberry Pi Model B」が発売されて以降も、テクノロジーは著しく変化している。今回のRaspberry Piの新しいモデルには、そういった最新の開発のための反映がなされている。

今週月曜、Raspberry Pi財団は新たに「Raspberry Pi Model B+」を発表した。Piの考案者で財団CEOのエベン・アプトンは、財団はこれまでのRaspberry Piモデルの生産と販売を引き続き行うが、消費者はB+をより技術的に高度なリプレイス用のモデルと見なすべきである、と語っている。

「これは『Raspberry Pi 2』ではありません」アプトンはブログの投稿で説明している。「むしろオリジナルのRaspberry Piの最終発展形といえるでしょう」

これまでのModel Bと同様、B+は35ドルで販売される予定だ。では何が「プラス」されたのだろうか?以下が今回のスペック的な5つの変更点だ。

さらなる接続性のために増設されたUSBポート

多くのPiユーザーがModel Bで使えたのは、たった2つのUSBポートだった。B+には2.0 USBポートが4つに増設され、また多くの電力を必要とするUSBデバイスを接続した場合でも「加熱や過電流といった動作」からPiをより防ぐような設計になっているという。

より大きなプロジェクト用にGPIOピン数も増加

GPIO (General Purpose Input Output)ピンの数はModel Bの26本から、ほぼ2倍の40本に増えている。より多くのピンがあるということは、より多くのセンサーを接続でき、より複雑な回路を作ることができ、そしてつまり、より大きくより良いDIYプロジェクトに利用することができることを意味している。

後方互換性は確保

40本のピンが搭載されているが、オリジナルの26本のGPIOピン配列は正確にRaspberry Pi Model Bと同じままだ。よってもしユーザーがModel Bのプロジェクトを持っていてそれをModel B+で実行し改善したいのなら、それはそのままシームレスに実行可能だ。

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より低い電力消費

多くのRaspberry Piプロジェクトでは、Piをかなり長い間つけっぱなしにする必要がある。私のVPNサーバーのように、無期限の場合もある。Model B+では起動中の電力消費をModel Bの750mAと比べて600mAに下げることで、電気代の節約にも貢献してくれる。

変更されずに維持された部分

いくつかの有用な改良にもかかわらず、中身はまだ同じRaspberry Piだ。B+は引き続き同じBroadcomのBCM2835プロセッサーと512BMのRAMを使い、コンピューターとしては実質的な変化なく利用できる。さらに、これまでと同じフルサイズのHDMIポート、10/100 Ethernetポート、マイクロUSBの電源接続が用意されている。従って現行モデルのユーザーは、 B+をモニターにつなげたり、インターネットに接続したり、電源を供給するために新しいアクセサリーを購入する必要がない。

B+によって変更された機能の完全なリストを見るには、Raspberry Pi財団によるビデオも是非チェックしてほしい。

Lauren Orsini
[原文]