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ヤフーは14日、同社が提供するオンラインストレージサービス「Yahoo!ボックス」のデータ削除など、ユーザーの死後をサポートするサービス「Yahoo!エンディング」の提供を開始したことを発表した。

「Yahoo!エンディング」は、同社が鎌倉新書の協力のもと提供する新サービス。ユーザーが亡くなったときのために備えておく「生前準備」、葬式の総額見積もりをオンライン上で確認し、手配ができる「葬儀手配」、相続税や遺言状などの基礎知識を学べ、インターネット経由で専門資格者に依頼もできる「相続・遺言」など、5つのカテゴリからなるコンテンツで構成されている。

「生前準備」では、「Yahoo!エンディング」の利用登録をすることで、自分が死亡した際に最大200名に向けて送付されるメッセージを、あらかじめ個別に作成できる機能や、、ユーザーの死亡が確認できた段階で、生前に利用していた電子マネーサービス「Yahoo!ウォレット」の課金が停止される機能、オンラインストレージサービス「Yahoo!ボックス」のデータ削除機能などの利用が可能となる。また、今後はデータ削除だけでなく、遺族へのデータ移行なども実装していく予定だという。

なお、死亡の確認には、遺族などが市区町村に死亡を届け出ると、発行される「火葬許可証」が用いられる。同社は、「火葬許可証が最も速く最も確実に死亡を証明できる、公的証明書にあたると考える」と、説明している。

(記事提供:AndroWire編集部)