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オールアバウトが運営する「生活トレンド研究所」は、2014年第7弾のレポートとして、車に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。増税前の駆け込み購入で最も多かったのは国産のガソリン車であることなどがわかった。

この調査は2014年3月11日、全国の20〜69歳の男女のうち、消費税増税を見越してクルマを購入した332名から有効回答を得た。駆け込み購入で最も多かったのは国産のガソリン車で29.2%、2位は国産のハイブリッドカーで25.9%、3位は軽自動車で24.4%となった。

この結果について、オールアバウトの「車」ガイド、小池りょう子氏は、「ハイブリッドカーの燃費が良いからといって、燃料代だけでその価格差の元が取れるかどうかは不明です。計算をしてみても、ガソリン代のほうがお買い得感を感じるから1位になったのだと考えられます」としている。

また、クルマを購入する際に参考にした情報源を聞いたところ、20代は「テレビCM」や「テレビ番組」が多く、40代以上では「ディーラー」が多いという結果になった。さらに、車を購入した後でも、自動車取得税や自動車税について詳しく知らない人が約半数に及ぶなど、興味深い調査結果となっている。

小池氏は、「税金の種類が多すぎ、しかも車両価格の1〜2割の金額を税金として納めなくてはいけないので、見積もりを見て驚いてしまう人が多い。

特に女性が商談に参加していると、『何でこんなに高くなるの?』と一気に購入意欲が下がってしまうケースも多々あります。それは、この調査結果のように『自動車には数種類の税金がかかる』ということが認知されていないからです」とコメントしている。

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(山津正明)