『パンダの穴』のブランド名には、「人気者の象徴のパンダ」と「ガチャが出てくる穴」から、「皆さんの人気者になれるガチャに」という思いが込められているそう。イベント会場の真ん中にいるパンダも可愛い!

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今年9月、タカラトミーアーツから誕生した新しいガチャブランド『パンダの穴』。これまで、サメのフィギュアをこんがり衣で包んで揚げた『サメフライ』や、ごろんと仰向けに寝転がった動物たちが愛らしい『Zoo Zoo Zoo 第一弾 もうしら寝』、ロダンのブロンズ像「考える人」の発想を逆転させた『考えない人』など、シュールなラインナップを発表し、大人たちの心をくすぐっているガチャのシリーズだ。

さて、そんな『パンダの穴』の世界観を集約した「パンダの穴展」が、下北アートスペース ギャラリー SpaceAで、12月15日(日)まで開催されることに。そこでさっそく、一足先に行なわれたプレス内覧会を取材!

ちなみに、『パンダの穴』シリーズは、タカラトミーアーツと謎のクリエイター集団のコラボということで、今まで謎に包まれていたのだが、その正体がこの度、判明。広告&CM制作、商品のブランディングなどを多数手がける、電通テックのアートディレクターやプランナーたちとのコラボだったのだ。ということで、本会場ではすべての商品とともに、それぞれのアイテムを手がけた個々のクリエーターによる企画意図や、プレゼンテーション資料も展示されている。

また、同じく展示物の中には、タカラトミーアーツアーツの本プロジェクトリーダー、佐藤涼子さんのコメントも。例えば、『サメフライ』については「理由なんてなくていい。なんでサメ?と思った人がいたら、思うツボです」など。まんまと「なんでサメ?」と思ってしまった自分がなんだか恥ずかしい! ちなみに、『サメフライ』はリアルなサメの造形を作ってから衣をつけているそうで、それを知ったら、思わず衣を取ってみたくなってしまったりも…。

また『考えない人』も、原型は人体造形が得意な原型師に依頼。制作にあたり、上野の国立西洋美術館にあるロダン像のまわりを何度もうろうろしてもらったそうで、ゆるいコンセプト(!)とは裏腹に、制作面ではこだわり満載。その出来映えは実際に見れば、よくわかるはず。

また、本イベントでは12月に一般発売される『アミーゴ★ガールズ第1弾 机の上からチラリーダー』の先行発売もあり。(※ちなみに、ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店、下北沢店では「チラリーダー」でも先行販売中)。これはその名の通り、スカートの中がちらりと見える、ちょっとセクシーなチアリーダー女子のフィギュアで、「クリップしおり」や「コードまき」など、実際に使える文具が全6種類。

さらに、来年1月に発売される『どうぶつクレヨン』、2月発売の『フルーツゾンビ』に加え、発売月は未定だが、『自由すぎる女神』、『アミーゴ★ガールズ第2弾 メイドM』など、今後のラインナップの展示も見逃せない! 

もちろん、会場ではこれまで発売済みのものはすべて、1プレイ200円でガチャができるほか、「イベント限定」の缶バッジのガチャ販売も。それにしても、どのガチャも、ふわっと力が抜けるような、遊び心溢れるユニークなものばかり。ガチャファンに限らず、楽しめること必至のイベント。ぜひこの機会に出かけてみては?

「パンダの穴展」
日時:2013年12月11日(水)〜12月15日(日)
   平日 12時〜20時/土日 10時〜19時
会場:下北アートスペース ギャラリー SpaceA