きのこの宣伝なのに「エロすぎるw」と話題になっていた、食用きのこメーカー「ホクト」のテレビCMが打ち切りになっていたことがわかった。

「不快」「子供に見せられない」などと苦情が寄せられたようだが、ネット上では大人気だったとあって、「残念だ」という声が多数上がっている。

4種類のきのこの写真が入れ替わり表示されるCMに差し替え?

「普通のきのこと立派なきのこ、味がいいのはどっち…?」

話題のCMは、俳優の要潤さん扮する「ホクトのきのこの精」が女優の鈴木砂羽さん演じる人妻の耳元で囁くなどしながら、きのこについての話を口こむという内容だった。

要さんが鈴木さんの手を下半身に導いた先にブナシメジのパックを握っているなど、ちょっと「エロ」を連想させるような演出で、ネット上では2013年10月25日の放送開始当初から「アカンwww」「最低すぎw」「やってくれたな」などと書き込まれ、盛り上がっていた。

しかし10月31日頃から、この2人のCMではなく、4種類のきのこの写真が入れ替わり表示されるだけのCMに差し替えられている、と騒ぎになった。

11月7日発売の「週刊新潮」でも、「不快だ」「子供に見せられない」「ストレートで下品」といった意見がホクトに寄せられたことで、「1週間で打ち切りになった」と報じられた。


「ユーモアのわからん国だなあ」「世間様は許してはくれなかったか」

ネット上では「やっぱり打ち切りだったのか」と落胆が広がった。「えーっ、つまらん」「きのこがあんなに印象に残って面白いCMなのに」「ユーモアのわからん国だなあ」「やっぱり世間様は許してはくれなかったか…」など「残念」という声が相次ぎ、要さん、鈴木さんのツイッターアカウントあてにも「きのこのCM残念ですねー。大好きだったのに」「キャナメさんの『立派なキノコ』を誰がなんといおうと推しますよ!」といったリプライが寄せられている。

打ち切りとなってしまったCMはYouTubeで見ることができるが、もうテレビで放映されないということもあってか再生数は驚異の伸びを見せ、10月27日時点では60万回ほどだったのが、11月8日時点で300万回を超えている。

◆話題になった食用きのこメーカー「ホクト」のテレビCM