マンU、香川をドルトムントへ譲渡してスボティッチを獲得か

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 マンチェスター・Uが、ドルトムントに所属するセルビア代表DFネヴェン・スボティッチを獲得するために、日本代表MF香川真司を譲渡する意向があると、イギリス紙『エクスプレス』など複数のメディアが報じている。

 香川は今シーズン、プレミアリーグでわずか1試合の出場にとどまっている。しかも初出場となった9月28日のプレミアリーグ第6節ウェスト・ブロムウィッチ戦は前半のみで交代。試合後には「このままでは生き残れない」と危機感を感じていると明かしていた。そんな香川を、ドルトムントは来年1月の移籍市場で連れ戻す意向がある。

 マンチェスター・Uにとっても、デイヴィッド・モイーズ監督が好むタイプのプレーヤーではない香川に固執する理由はない。ポルトガル紙『A Bola』によれば、マンチェスター・Uは守備面の充実にプライオリティーを置き、香川を譲渡する代わりにスボティッチを獲得する考えがあるという。

 ウェスト・ブロムウィッチ戦で途中交代を命じられたのは、2日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のシャフタール戦を控えているから、という憶測もあった。しかし、この試合でも出場機会を得られなかったことで、香川の去就に関する注目度は徐々に高まってきている。