英紙がマンU香川の“危機感”を伝える「このままでは生き残れない」

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 マンチェスター・Uに所属する日本代表MFの香川真司が、“赤い悪魔”(マンチェスター・Uの愛称)で居場所を確保するために「戦っていかなければいけない」と、現在の心境を語った。イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 香川は9月28日に行われたウェスト・ブロムウィッチ戦でリーグ初先発を果たしたが、前半終了とともに交代を告げられ、ピッチを後にした。試合後、ユナイテッドでの現状について問われると、「(途中交代は監督からの)何らかのメッセージだと受け取らないといけない。もっともっと状態を上げていかないと。じゃないと、このクラブでは生き残れない」と語り、危機感を持っているとコメント。

 ウェスト・ブロムウィッチ戦でのパフォーマンスに関しては「確かに、ボールにタッチする回数は十分じゃなかったけど、それほど悪い感じはしなかった」と語るとともに、「後半はできるだけスペースを見つけてチャンスを作っていきたいと思っていたので、(交代という結果は)本当に残念でした」と、交代に落胆したと打ち明けている。

 ユナイテッドは19日にプレミアリーグ第8節でサウサンプトンと、23日にチャンピオンズリーグのグループリーグでレアル・ソシエダと対戦するなど、今後も過密日程が続く。デイヴィッド・モイーズ監督は今後も香川にチャンスを与え続けていくと発言しているだけに、ここからの数試合で指揮官の要求に応えられるかどうかが、ポジション確保のためのポイントになりそうだ。