ショッカーを使ったPRが一躍話題に!責任者が語る「サイボウズOffice10」の魅力とは
そんなサイボウズは今年の4月、あるユニークなプロモーションを実施した。仮面ライダーに登場する秘密結社ショッカーを起用し、同社のクラウドグループウェア「サイボウズOffice on cybozu.com」を導入する事例を立案。エイプリルフールには、同社の代表取締役社長 青野慶久氏がショッカーに誘拐されるというハプニング付きの記者会見も相まって、大きな話題となった。
IT業界に詳しい人なら、サイボウズというまじめな会社が、なぜショッカーによるプロモーションを実施したのか気になったことだろう。そこには、今秋の注目プロダクトの一つと言われる「サイボウズOffice10」リリースにも繋がる、同社の戦略がある。サイボウズ ビジネスマーケティング本部 プロダクトマネージャー 栗山圭太氏にインタビューを行い、同社のプロモーションから「サイボウズOffice10」のリリース、気になる新機能に至るまで、話を聞いた。
■ただの思いつきじゃない!ショッカーによるプロモ
ショッカーは、石ノ森章太郎氏が原作の「仮面ライダー」に登場する世界征服を企む秘密結社だ。30代〜40代の男性であれば、誰もが知っているであろう大きな組織だが、毎回作戦はうまくいかず、目標の達成が一向に近づかない組織の代表でもある。
そんなショッカーがサイボウズのグループウェアを導入する――、これほどイメージし易い事例もないだろう。絶大なインパクトもある。このショッカーのプロモーションについて、栗山氏にうかがってみたところ、「ショッカーですが、ちゃんとした裏付けがあります。ただの思いつきではありませんよ」と、笑いながら答えが返ってきた。
サイボウズは2011年11月にクラウドサービスとしてサイボウズOffice on cybozu.comというブランドを立ち上げた。当初、初めてグループウェアを使うユーザは20%くらいだったが、2012年9月以降、新規の利用は40%にまで伸びたという。
「2011年くらいまで、グループウェアの市場は、飽和に近づいているのではないかと言われ続けていました。それがクラウドを出してみたところ、40%が新規となり、まだまだいけるということになりました」と、栗山氏は当時を振り返る。会社としても、もう一度アクセルを踏み、新規ユーザの開拓に注力すべく、会社からはとにかく目立つことに主眼を置いたプロモーションが求められた。
「(プロモーションの)第一弾は、サイボウズのクラウドサービスであるcybozu.comのお客様が半年で1,000社を超えたので、戦車を走らそうという話になりました」。六本木ヒルズアリーナで戦車を走らせるというこの大胆なイベントは、非常に目立つプロモーションとなり話題となったが、新規ユーザを獲得するためには更なる新しいプロモーション企画が求められたと栗山氏は振り返った。
その後、サイボウズのキャラクターであるボウズマンを起用する計画が同社で練られた。だが、そんな折、ブランディングのアドバイザーである、おちまさと氏から「自分たち(サイボウズ)よりも知名度の低いキャラクターを使って知名度を上げるというのは効果的ではない」という指摘があり、結果、白羽の矢が立ったのが、ショッカーだったというわけだ。
栗山氏は「30代、40代のビジネスパーソンに知名度の高いキャラクターの中で仮面ライダーは上位に入っており、そこに出てくる誰もが知る組織がショッカーでした」と話してくれた。実際、事例となる組織をショッカーに置き換えたことが大きな反響に繋がる。世のビジネスパーソンにも想起して貰い易かったのか、facebookの「いいね」は最初の2日間で2,000件を超えたうえ、Twitterでのツイート数も600件を超えた。
■サイボウズOffice10で劇的進化!注目すべき4つのポイント
こうしたプロモーションを経て、さらなるグループウェアのシェアを広げているサイボウズが満を持してリリースする「サイボウズOffice10」では、その集大成と言っていい機能的な面で注目すべき4つのポイントがある。
●なぜ? あえて強化したメール機能とは
サイボウズOffice10では、メール機能が新たに強化された。メール機能は、ほかのクライアントソフトにまかせればよいというのが、サイボウズの一貫した姿勢だった。メール機能をあえて強化したのには、どんな事情があるのだろうか。
「WEBメールは、クライアントのメールに比べ、操作性が劣るといわれています。最新のWEB技術を使えば、クライアントに近い操作性ができることはわかっていました。
ダイレクトメッセージ機能が徐々に浸透するなか、Eメールが今後も発展し続ける技術かというとそうではないかも知れませんが、やはり現時点では多くの利用者を抱える技術です。そのため、一度このタイミングで強化をして、リッチなメールクライアントを提供してみようという話になりました。」と、栗山氏はあえてメール機能を強化した背景を教えてくれた。
サイボウズOffice10のメール機能は、3ペインビューになっており、フォルダーとタイトル一覧、本文から構成される。カーソルでタイトルを選べば、画面の更新なくメールの本文が表示される仕組みである。クライアントのメールとほぼ同じ操作性を実現し、サイボウズOffice10だけでメールのやり取りを完結させることができるようになった。
●未読処理機能の改善
グループウェアは、スケジュールや掲示板、ファイル管理など、様々な機能がついている。サイボウズのグループウェアのトップページには「未読一覧」というリンクがあり、今ログインにしているユーザに関係した情報がわかるようになっている。今までの通知機能を強化した事になる。
「通知がくるのは今までと同じですが、ページ遷移しないで、そこで本文が見られたり、その場で返信することができます。それが未読処理機能の改善点です」。栗山氏は語る。
作業の途中で違うサイトやソフトを開き、操作が中断することでロスしている時間は我々の想像以上に多い。作業の途中で開いたニュースやSNSで、そのまま別のサイトに見入ってしまい、気がつけば作業のことをすっかり忘れていた――などという経験は誰にでもあるだろう。ページ遷移がなくなれば、当然離脱がなくなり、すぐに処理を行うことができる。作業効率の改善をこれ以上説明する必要はないだろう。
●オン/オフ機能
グループウェアは、スケジュールや掲示板、ファイル管理など、様々な機能がついている。これらは独立したアプリケーションとして機能するわけだが、今までのグループウェアはそれらのアプリケーションを一括で表示させたり、非表示させたりすることができた。
新しいオン/オフ機能は、ユーザIDごとに使えるアプリケーションを設定できるというもの。たとえば、Aさんはすべてのアプリケーションを使えるが、Bさんは一部のアプリケーションしか使えない。こうした設定が容易に行える。
「社内で権限が違う人。たとえば、派遣社員やアルバイトには特定のアプリケーションは使わせないように設定することができます。中小企業ですと、外部の人にアカウントを渡しているところもあります。そうした人にスケジュールなどを見せないようにすることができます」。栗山氏の説明だ。同機能を使えば、社内での権限コントロールや、外部のスタッフへのアクセス権限の調整も簡単にできる。
●ユーザインターフェイス(UI)の改善
「サイボウズOffice10」では、ユーザの使い勝手をよくするために、ユーザインターフェイス(UI)の改善にも注力されている。
たとえば、カスタムアプリは、Excelのような表になったデータベースだが、1行1行がレコードとして登録されている。中身を編集するには、ページ遷移しなければならず、更新操作に手間が掛かった。新しいUIでは、一覧画面から簡単に更新できるようになった。また、スケジュールもドラッグ&ドロップで変更できるようになっている。
栗山氏は「個人用ツールはドラッグ&ドロップで問題ないですが、グループウェアですと、個人であまりに簡単に更新できると間違いが起こります。そのために、間違い防止の機能も備えています」とグループウェアならではのこだわりも話してくれた。
「サイボウズOffice10」の新機能とは、主に業務効率が改善されるもの。作業中のクリック数が減るぶん、無駄な時間をなくすことができる、企業にとっても、それを使う社員にとっても有難い。
現在、「サイボウズOffice」は、その使い易さから様々な企業に採用されている。中にはフリーが集まってプロジェクト単位での利用からプロ野球やJリーグ、バスケットボールのbjリーグといったスポーツ企業、トップシェアを誇る某大型家電量販店などもその一つ。使いやすさを追求したサイボウズOfficeだからこそ、様々な企業で使われているわけだ。「サイボウズOffice10」のリリースは、企業や在宅まで様々な集合体、環境下で働く我々の業務をまた劇的に変えるだろう。その動向にはこれからも注目する必要がありそうだ。
・サイボウズ Office10 特設サイト
[PR企画]




