現地記者が吉田を高評価「今季も最終ラインの中核を担うだろう」

写真拡大

 イングランドで記者を務めるイアン・パーカー氏が、サッカーキングの取材に応じ、サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也についてコメントした。

 サウサンプトン加入当初の吉田には、現地メディアから「お粗末で軟弱なDF」という評価が下されていたが、パーカー氏は「時間の経過とともにプレミアリーグに順応していった」とコメント。ナイジェル・アドキンス前監督にはサイドバックとして起用される試合もあったが、「持ち前の優れた戦術眼で不慣れなポジションもそつなくこなし、周囲の信頼を勝ち取っていった」とし、「最終ラインにおいて不動の地位を確立した」と続けている。

 また、同氏は「昨シーズン散見された“致命的なミス”を減らす必要はある」としたものの、「正確なフィード、試合の流れを読む戦術眼、どんな戦術にも対応する柔軟性、堪能な英語力」に長けていると語り、「吉田はプレミアリーグで戦うための十分な素質を備えている」と高評価。「今シーズンも最終ラインの中核を担う存在としてピッチに立つだろう」と予想している。

 今シーズンのプレミアリーグは8月17日に開幕。サウサンプトンは、アウェーでウェスト・ブロムウィッチと対戦する。

 なお、全文は『ワールドサッカーキング 2013-2014シーズン選手名鑑・開幕版』に掲載されている。