自分の打撃成績を考える
テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より
僕が小さい頃に憧れたのは、車掌さんとプロ野球選手である。
「JR東日本に就職」→「車掌を経験」→「同時に社会人野球で活躍」→「ドラフト1位でプロ野球入り」というのが理想の人生だったかもしれないが、そううまくはいかない。
しかし、幸運なことに車掌さんの体験はかなりやらせていただいた。今は博物館が充実していて、かなりリアルなドアの開け閉めが出来る。列車を貸し切れば本物の機材を使ってのアナウンスも出来る。

ご乗車ありがとうございます
夢が叶った訳ではないが、疑似体験ができるだけでも幸せだ。
問題はプロ野球選手の方である。

こういうことではないし

こういうことでもないし
バッティングセンターに行っても振りの弱さを実感するだけだし、ユニホームを着てもコスプレの域を越えない。どちらも「プロ野球選手になれた」という気はしない。
僕らが出来る唯一の疑似体験は、もしかしたら始球式かもしれないが、それはそれで逆に怖い。なんか、怖い。

どうすりゃいい
ひとつだけひらめいた。
それは「自分の打撃成績を勝手に考えてしまうこと」である。吉川正洋というプロ野球選手を架空に作り、その選手の野球人生を想像し、数字で表現してみることだ。
変に打ったり投げたりするからおかしなことになる。
データでいこう。
データだデータ。

吉川正洋 年度別打撃成績
かなり優秀な中距離打者になってしまった。
最初は3年くらいで細々と野球人生に幕を閉じようと思っていたが、数字を打ち込んで行くたびにどんどんと成績が上がってしまった。押さえて押さえてこれである。架空データ入力の恐ろしい部分だ。
そして数字を打ち込んでいくたびにストーリーが出来始めた。最初は生涯を横浜で過ごそうと思っていたが、権利を行使してみたいと思い、FA宣言をしてしまったのである。そうしたら球団からは「いりません」と言われ、同じ在京のヤクルトに移籍することになった。入団した二年間は環境も変わりそれなりの成績を残せたが、徐々に成績も落ち始め右ひじの怪我にも悩まされた。新天地オリックスに移るも、全然だめだった。でもプロ野球生活に悔いなし、である。自分がこんなにやれるとは思ってもいなかった。
「まずポジションはどこなんだ」「右打ちか左打ちか」「せめて架空の年代でやりなさいよ」「当時こんな人がいたらチーム成績も変わってくるよ」などご指摘はあると思いますが、プロ野球選手になった気分を味わうにはこれが一番いいと思います。
やはりプロ野球選手はすごい。
なにせ本当にこういう数字を打って投げて守って残しているのだから。
そして架空データ入力は怖い。カタカタカタと数字を打ち込む自分を止められなくなってくる。だめだ、そんなに打っちゃいけない。吉川がそんなに打つ訳はない。やめろ、やめるんだ、と思いつつも本塁打「25」と打っている。通算打率もかなり高くて本当に申し訳ありませんでした。

もう1ゲーム…
ダーリンハニー吉川コラム「1番ショートが夢だった」その54
僕が小さい頃に憧れたのは、車掌さんとプロ野球選手である。
「JR東日本に就職」→「車掌を経験」→「同時に社会人野球で活躍」→「ドラフト1位でプロ野球入り」というのが理想の人生だったかもしれないが、そううまくはいかない。
しかし、幸運なことに車掌さんの体験はかなりやらせていただいた。今は博物館が充実していて、かなりリアルなドアの開け閉めが出来る。列車を貸し切れば本物の機材を使ってのアナウンスも出来る。

ご乗車ありがとうございます
夢が叶った訳ではないが、疑似体験ができるだけでも幸せだ。
問題はプロ野球選手の方である。

こういうことではないし

こういうことでもないし
バッティングセンターに行っても振りの弱さを実感するだけだし、ユニホームを着てもコスプレの域を越えない。どちらも「プロ野球選手になれた」という気はしない。
僕らが出来る唯一の疑似体験は、もしかしたら始球式かもしれないが、それはそれで逆に怖い。なんか、怖い。

どうすりゃいい
ひとつだけひらめいた。
それは「自分の打撃成績を勝手に考えてしまうこと」である。吉川正洋というプロ野球選手を架空に作り、その選手の野球人生を想像し、数字で表現してみることだ。
変に打ったり投げたりするからおかしなことになる。
データでいこう。
データだデータ。

吉川正洋 年度別打撃成績
かなり優秀な中距離打者になってしまった。
最初は3年くらいで細々と野球人生に幕を閉じようと思っていたが、数字を打ち込んで行くたびにどんどんと成績が上がってしまった。押さえて押さえてこれである。架空データ入力の恐ろしい部分だ。
そして数字を打ち込んでいくたびにストーリーが出来始めた。最初は生涯を横浜で過ごそうと思っていたが、権利を行使してみたいと思い、FA宣言をしてしまったのである。そうしたら球団からは「いりません」と言われ、同じ在京のヤクルトに移籍することになった。入団した二年間は環境も変わりそれなりの成績を残せたが、徐々に成績も落ち始め右ひじの怪我にも悩まされた。新天地オリックスに移るも、全然だめだった。でもプロ野球生活に悔いなし、である。自分がこんなにやれるとは思ってもいなかった。
「まずポジションはどこなんだ」「右打ちか左打ちか」「せめて架空の年代でやりなさいよ」「当時こんな人がいたらチーム成績も変わってくるよ」などご指摘はあると思いますが、プロ野球選手になった気分を味わうにはこれが一番いいと思います。
やはりプロ野球選手はすごい。
なにせ本当にこういう数字を打って投げて守って残しているのだから。
そして架空データ入力は怖い。カタカタカタと数字を打ち込む自分を止められなくなってくる。だめだ、そんなに打っちゃいけない。吉川がそんなに打つ訳はない。やめろ、やめるんだ、と思いつつも本塁打「25」と打っている。通算打率もかなり高くて本当に申し訳ありませんでした。

もう1ゲーム…
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