香川が負傷期間の心境告白「乗り越えれば成長できると感じていた」

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 マンチェスター・Uに所属する日本代表MF香川真司が、昨年10月から約2カ月間に渡り負傷離脱した期間を振り返った。クラブ公式HPのインタビューで語っている。

 香川は、昨年10月23日に行われたチャンピオンズリーグのブラガ戦で左ひざを負傷した。C大阪時代にも同箇所を負傷していたことから、「復帰まで大体1カ月ぐらいだろうと思っていた」と当初は予測。しかし、「治りの方もなかなか遅くて、実際は2カ月かかってしまったのには、ちょっと苛立ちはありました」と、復帰までに時間を要した当時の思いを吐露した。

 一方で、復帰に向けての心境も告白。「新たな環境の1年目でけがをすることは難しい部分がありましたけど、それは自分に与えられた試練ですし、ここを乗り越えて、また成長できると感じていたので。そういうプラス思考の思いでトレーニングしていました」と、前向きに捉えていたことも明かした。

 香川は、昨年12月29日に行われたプレミアリーグ第20節のウェスト・ブロムウィッチ戦で復帰。以後は、リーグ戦6試合に出場。今月2日に行われたプレミアリーグ第28節のノリッジ戦では、同リーグでアジア人初となるハットトリックも記録していた。

[写真]=千葉格