CL敗退危機のバルサの主将プジョル「諦めるわけにはいかない」

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 チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦ファーストレグが20日に行われ、バルセロナがミランとアウェーで対戦。元ガーナ代表MFケヴィン・プリンス・ボアテングとガーナ代表MFサリー・ムンタリにゴールを許して、0−2で敗れた。

 試合後、バルセロナのキャプテンであるスペイン代表DFカルレス・プジョルらが、以下のように敗戦を振り返った。クラブの公式HPが伝えている。

 プジョルは、「一番厳しいのは結果だね。殆どチャンスはなかったが、それは両チームともに同じだった」と、コメント。「今は、ホームでサポーターと共に結果を出すことのみ残されている」と、黒星を悔やんだ。

 一方で、「ミランの方がよりアグレッシブだった。ホームではもっとうまくプレーしなければならない。ここで諦めるわけにはいかないんだ。ホームでプレーするし、サポーターもついている。彼らを失望させるようなことはしないよ」と、逆転での1回戦突破に向けて力を込めた。

 また、スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、「フィジカル的に良い状態にはなかった。ミランは僕らよりも強く、痛めつけられたよ」と振り返ったが、プジョル同様にホームでのセカンドレグでの望みを語った。

「僕らはバルサなんだ。常に最高レベルにいる必要がある。僕らは良い試合を行えなかった。僕らは向上して、セカンドレグを考えなければならない。このシーズンを決めることになる大事な1週間だね」

 なお、セカンドレグは、3月12日にバルセロナのホームで行われる予定。

[写真]=佐藤博之