魔裟斗EPがトーナメントを振り返る
<K-1MAX準決勝/3分3R>
マルセル・グローエンハート(オランダ)
Def.2R by TKO
マイク・ザンビディス(ギリシャ)
「この試合ではグローエンハートの左のジャブが特に良かった。ジャブで自分の距離を取りザンビディスを懐に入れず、後半は自ら距離をつめてコーナーに追い込みラッシュ。そしてダウンを奪いました。ザンビディスは膝蹴りにより右目の下をカットもしていましたね。2Rになると、ザンビディスはパンチ、膝、キックの連打を受け右目の上までカットしてしまいましたね。3Rの開始に応じることができなかったサンビディス、これだけ体格差のある選手に前に出られると難しい試合になりましたね」
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
Def.3-0
アンディ・サワー(オランダ)
「お互いに手の内を知りつくした同士なので、静かな立ち上がりとなりました。2Rに入り、サワーは攻撃をインローに絞りました。徐々にサワーがプレッシャーを強めて、前に出ましたがキシェンコもパンチで応戦し、終了間際に左フックが入りました。3Rは拮抗していましたが、キシェンコがパンチの連打でポイントを取ったと思います。僅かの差でしたがキシェンコが藩地勝ちとなりました」
<K-1MAX決勝/3分3R>
マルセル・グローエンハート(オランダ)
Def.3R by KO
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
「決勝までKOで勝ち上がりダメージのないグローエンハートに対し、キシェンコはサワー戦でのダメージが残っていました。グローエンハートは開始早々にパンチのラッシュからヒザ蹴りで倒しに行きましたが、逆にキシェンコが左フックでダウンを取りました。グローエンハートは立ち上がったものの、ダメージが残り動きが悪かったですが、2Rになってもパンチで試合を決めに行ったキシェンコが倒し切れず、最大のチャンスを失ってしまいました。
3Rになると、ダメージの抜けたグローエンハートが前に出て右アッパーからの連打でダウンを奪い、最後は右のロングフックで逆転KO勝ちとなり、新しいスターの誕生した大会となりました。
初のK-1チャンピオンになったグローエンハートは、3試合とも違う技でKOというのはなかなか難しいことだと思いますが、そのオールランダー振りが立証されたかと思います。これからの70キロはグローエンハートを中心に回って行くでしょうね。 グローエンハート対リスティ、グローエンハート対サワー、これから見てみたい夢のカードが沢山増えました。 準優勝のキシェンコ選手とのワンマッチでの再戦も楽しみなカードです。来年も、またグローエンハート選手を中心に面白いカードを組んでいきたいと思います」