(ネタバレ注意)アニメ「未来日記」第2話、何を犠牲にしても、あなたを守ると誓った女
(画像:「未来日記」公式Webサイトより)
(C)えすのサカエ・角川書店/12人の日記所有者たち
アニメ「未来日記」第2話が放送された。
主人公:天野雪輝(あまのゆきてる)
1st(ファースト)「無差別日記」所有者。
日記を書く事が趣味の少年で、常に他人と距離をおき傍観者であろうとする。
ヒロイン:我妻由乃
2nd(セカンド)「雪輝日記」所持者。
成績優秀・容姿端麗で学校中の憧れの的。しかし、彼女は雪輝に盲目的な
恋愛感情を持っている。
メールアドレスも教えていないのに、何故こんなにメールが届くのか。毎日10分刻みで雪輝の日記を携帯につけているという由乃。とんでもない女に目をつけられたものだ。
未来日記。未来の自分が書くはずの、これから起こる出来事が記載された日記。そして、12人の日記所有者が正体を探り合い殺し合い、最後に生き残った者が神になるサバイバルゲーム。雪輝は、知らず知らずのうちに、デウスエクスにより命をかけたそのゲームの参加者にさせられていた。
そして雪輝はすでに、3人目の日記所有者を殺している。そして3人目の日記所有者を殺した事で、他の日記所有者から命を狙われる事になってしまった。
状況を整理しながら授業を受けていた雪輝。彼には、相談相手が必要だった。そこで目についたのは、同じく授業を受けている我妻由乃。彼女は雪輝のストーカーだが、背に腹はかえられない。さっそく由乃に声をかけるが、次は体育の時間。由乃はあとで時間を作ると言い残し、去っていった。
9番目の日記所有者、雨流みねね僕は何を期待しているんだろう、雪輝がそう考えていると、教室に一人の女が入ってきた。白いフリルスカートの女。
彼女は唐突に、雪輝に急に成績が良くなった事や、火山先生の死などについて話をかけてきた。そして、彼女の口から出た言葉、「未来日記」。動揺する雪輝の様子を見た女は、言った。
「お前が、ファーストね。」
さらに歩み寄ろうとする女に、横から由乃が消火器で殴りかかった。そして、それを間一髪で回避した女は、去り際に言った。
「あたしは9番目の所有者、雨流みねね。今度はサードの時のようには行かないわよ。」
爆発する学校みねねが去ったと同時に、教室が爆発した。とっさに雪輝をかばった由乃のおかげで、雪輝は無傷ですんだ。しかし、他の教室でも爆発が起こったらしく、死者の数は想像を絶する。
雪輝の日記には、3時間後自らがデッドエンドを迎える事が記載されていた。しかし、由乃は雪輝を安心させようと、言った。
「大丈夫だよ、あいつは絶対、私が殺すから。」
このままでは、雪輝は死ぬ。そして、雪輝の為なら何でもするという由乃が目の前にいる。雪輝は、由乃を利用して生き延びようと考えた。
「由乃、僕を守ってくれ。」
学校は、雨流みねねが占拠した。現在、学校には校内の至る所にセンサーに連動した爆弾が起動している。今学校の全生徒、全職員がみねねの人質なのだ。次々と学校の各所が爆発する中、生徒達は全員、みねねの味方となり逃げ続ける雪輝と由乃を捕らえた。
皆味方だと信じていた由乃と雪輝だが、皆も命は惜しい。
グラウンドで、自分達を仲間だと信じていた生徒が殺されようとしている。地雷の埋まったグラウンド。生徒達に連れてこられた雪輝は、みねねに抑えつけられており、動けない状態になっていた。校内で、両脇から他の生徒に拘束されながらグラウンドの雪輝を見守る由乃。由乃は、決心した。
「ユッキーを守らなきゃ、何を犠牲にしても。」
そして由乃は、拘束を力づくで解き、学校に仕掛けられている爆弾を次々に爆発させ、生徒達を吹き飛ばしながらも雪輝の所へ向かうのだった…。
本場のテロリストと、本気のストーカー雪輝を殺しにかかる、筋金入りのテロリスト・雨流みねねと、何を犠牲にしてでも雪輝を守ろうとするストーカー、我妻由乃。雪輝の由乃への口づけは、大量の死者を出す結果を生みました。
由乃の思想は本当に危険ですが、口づけをするシーン、そして雪輝が好きで仕方がないといった、赤い顔をした時の由乃は、抜けられない魅力がありました。大量の人間を犠牲にしてでも、自分の事を愛する美少女。皆様の目には、どう映るでしょうか。
大量の死者を出しながらも雪輝の所へ向かう由乃と、学校中の爆弾を10分後に起爆させるというみねね。どれほどの犠牲者が出たのか、そしてこれからどれほどの犠牲者が出るのか。そして、雪輝と由乃は、助かるのか…?
【記事:フェイトちゃん】
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