ノーヘル運転の男性が死亡
アメリカでは、バイクのヘルメット着用を義務化しているのは州によってまちまちで、50州中20州程度とのことです。

ニューヨーク州も義務付けしているうちのひとつですが、この条例に反対する抗議の集会が開かれました。

ところがデモに参加した男性がバイクの運転を誤り、ヘルメット未着用が原因で死亡する事故が起きてしまいました。

 

今月初め、バイク愛好家団体の"ABATE"が、ヘルメット着用義務に反対する抗議のツーリングをオノンダガ湖で行い、ニューヨーク州在住のフィリップ・コントスさん(55歳)も、愛車である1983年製ハーレーダビッドソンに乗って参加しました。

ところが、ブレーキをかけたときにバイクの後輪を滑らせて転倒、病院に搬送されましたが頭蓋骨の骨折により死亡しました。

現地の警察は、現場の形跡や医師の証言から「州の条例どおりにヘルメットを着用していれば、死亡することはなかった」と発表しています。

一方の"ABATE"では、「自由を愛してバイクに乗り、自由のために危険に身を置いた」コントスさんへの追悼集会を企画しているそうです。

このニュースから得られる教訓は説明する必要もないと思いますが、州ごとに義務に差があるという状況は、反対したくなる気持ちが生まれやすいのかもしれません。

らばQ【「ヘルメット義務化に反対」デモに参加したノーヘル男性、バイクの運転を誤り死亡…ニューヨーク】より

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