NHKで2週間にわたり放送されたアニメ「もしドラ」で声優に挑戦していたAKB48の仲谷明香が、ブログでファンの質問に答えている。

仲谷明香(19)は岩崎夏海氏の小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」をアニメ化した「もしドラ」の声優オーディションに挑戦して合格。主人公の後輩マネージャー北条文乃を演じた。
5月5日に仲谷明香オフィシャルブログ「駄菓子菓子、」で彼女は読者から寄せられた質問に答えているが「もしドラ」に関するものが目立った。

「もしドラ」でアドバイスをくれた声優さんは?との質問には「たくさんいたけど、秘密です」と思いのほかあっさりとした答えが小気味良い。
北条文乃以外に「もしドラ」で演じるとしたらどのキャラクターが良いか?という問いには「文乃が大好きなので、文乃だけで大丈夫です」と言う感じである。

質問の中に「AKBのチームでマネージャー的なメンバーは誰?」という興味深いものがあり、それに対する仲谷明香の答えが次のようなものだった。
「みんなそれぞれ。自分をマネジメントするのがアイドルなのでは?」と言うのである。彼女が「もしドラ」に関わったことでドラッカーのマネジメント理論に影響を受けたかは不明だが、これと似たような考えを持つのがアスリートの為末大選手だ。
アニメ「もしドラ」では番組の最後に「もしドラのおまけ」としてドラッカーに影響を受けた人物を毎回紹介するコーナーがある。為末大選手はそのコーナーのインタビューで「ドラッカーのマネジメントを応用して『セルフマネジメント』をしている」と答えていたのだ。
仲谷明香が為末選手と同じ視点を持っているとするとなかなか只者ではなさそうである。ただ「仲谷は頭が良くないから、そういうのが少々苦手です…」と謙遜していたが。
AKB48では前田敦子が「もしドラ」の映画版で主演が決定している。彼女は映画を通してドラッカーにどう対するか期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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【参考】
仲谷明香オフィシャルブログ「駄菓子菓子、」