冬の選手移籍マーケットでアフェライを獲得したバルサ。攻撃陣はさらに選手層が厚くなったが、若い選手達にとっては出場機会がさらに激減することになる。メッシ、ビジャ、ペドロの3トップ、チャビ、イニエスタの中盤にアフェライが食い込めるかも難しい状況下で、ボージャン、ジェフレンといった若手の出場機会は今シーズンも国王杯に限られてしまうだろう。

 さらに今シーズンは2部で上位をキープしているバルサBの選手達にとってはトップ昇格が目標だが、さらに厳しい狭き門となってしまった。今シーズン、トップデビューも飾ったFWノリートにはベンフィカからの誘いもあると言われるが、「まだ噂に過ぎない。色々なクラブが興味を示してくれているが確定はしていない。確実になった時点で話すよ」と語った。

 現実的に考えてトップチームでの活躍は難しいノリート。「自分はバルサで育ったが、自分は現実主義で考えたい。何よりも試合に出たい。もしバルサが契約延長せず、そこでペレス会長が良いオファーをしてくれれば自分はR・マドリーに行くと思う。プロフェッショナルとしては当たり前のこと。もちろんバルサをいつも応援するが、自分と対戦することになれば負けて欲しい」と本心を語った。

 選手を下から昇格させて成功しているバルサとはいえ、全ての選手を下から育て、トップで成功させるのは不可能だ。ノリートの発言は、本人も言うようにプロとして当然の事。試合に出なければ選手としての成長はない。ノリートの本音は、今後バルサでトップデビューを目指す選手にとっても刺激となるコメントだと言える。プロ選手の現実、バルサ以外でも活躍できる選手になること。バルサ一筋で行けるのは、ほんの一握りの幸運な選手達だけということだろう。

(スペイン通信)