――ミュージックビデオは大人数で撮影されていましたが、大変だったことや見所はありますか?

玲奈:大変だったのは、今回の曲は一回踊ると、ものすごく汗をかくんですよ。コンサートの時も毎回みんなすごく汗をかいてたんですけど、撮影の時はそれプラスすごく近くに照明があって。尚かつ後ろで500人もの女子高生の子が一緒に踊ってくれたので、みんな気合いもすごく入って、熱気もあって。一回踊るだけでもう汗だくになっちゃって、それを拭いたりして、ちょっと時間が掛かっちゃって。一緒に踊って下さった方を待たせちゃったのが申し訳なかったです。でも、その分みんなすごくいい表情で生き生きと出来たので、逆に良かったのもあります。

珠理奈:大変だったというよりも、私達はすごく楽しかったという印象が強くて。逆に大変だったのは、後ろで踊って下さった500人の生徒さん達かな?って思います。

玲奈:振りを覚えてもらったしね!

珠理奈:2時間くらいずっと練習して下さってたみたいで、すごく協力して下さったのがすごく感動的で。もう先に500人の生徒さんがスタンバイしていて、私達が出て行った瞬間に「キャー!」ってすごい声援を下さって。意外と静かなのかな?と思ってたので、まさかそんな風になるとは思ってなくて。仙台の学校で撮影したんですけど、仙台までSKE48のことを知って下さっている方がいるのを知って、すごく嬉しかったです。

――2曲目の「TWO ROSES」は今までにない雰囲気の曲ですが、ミュージックビデオ含めて、すごいなと…。

玲奈:私の中ではVOCALOIDみたいな印象で、私はVOCALOIDがすごく好きなので、この曲を歌えて嬉しかったり。ミュージックビデオは、なんか…怖くて見れません(笑)。

珠理奈:同じく(笑)。

玲奈:夜中に見たら、寝れなくなっちゃいそうで。多分、二人とも同じだと思うんですけど、すっぴんのショットが一番観てて落ち着きますね。

珠理奈:一番普通っぽいメイクしてたのが一瞬しか映ってなくて、結構すごいのがいっぱい使われててね(笑)。

玲奈:観た方によく「すごくアーティスティックな作品」「アイドルのではないけど、芸術方面ではすごくいいミュージックビデオだね」と言って褒めて頂けるので、二人でいっぱいメイクしてもらって、頑張った甲斐があったかなと(笑)。

――最初に赤と青の衣装を着ているだけだったのが、顔とか手足まで塗るとは思ってなかったので驚いて、最後はグシャグシャに…。

玲奈:アレが怖くて!

珠理奈:怖いよね!

玲奈:「1!2!3!4! ヨロシク!」と「TWO ROSES」を撮って下さった監督さんが同じ方なんですけど、そのギャップに二人で驚いて。この間と全然違うけど、大丈夫ですか?みたいな(笑)。