「ダニー&マリー・オズモンド」のマリーの息子マイケルさんが、リハビリを繰り返すもうつ病を苦に自殺。写真は2006年2月、『米国国際玩具フェア』にて自身プロデュースのドール・コレクションをアピールするマリー。

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(大の子供好きであったマリー、どれほど悲しんでいることか…。)

まだドーナツ盤レコードであった時代のアメリカン・ポップス好きにとって、たまらない魅力を放っていた「The Osmonds(オズモンド・ブラザーズ)」、そして「ダニー&マリー・オズモンド」。ジャクソン5にも共通する米国の典型的なきょうだい型バンドで、人気番組を持つ世界的なアイドルだった。その一人、マリー・オズモンドの息子が自殺していたことが明らかになった。

マリー・オズモンド(50)は今、18歳の息子マイケル・ブロジルさんに先立たれてしまい、深い悲しみに打ちひしがれている。ロサンジェルス・ダウンタウンで26日夜9時頃、16歳の頃からうつ病による薬物依存症を発しており、リハビリ施設入りを繰り返していたマイケルさんが、自宅アパートのあるビルから飛び降り自殺を図ったのだ。

マリー自身も、3人目の実子マシューさんの出産により「産後うつ」を発症、それを乗り越えた経験を綴った『Behind the Smile: My Journey out of Postpartum Depression』という著書を、2001年に出版している。また2006年には、「ある種の薬がマリーの体内で過剰な反応を示し、失神してしまった」と代理人は説明したが、マリーが自殺を図ったとする報道が流れたこともある。

マリーは2度結婚に失敗しているが、自分の生まれ育った環境を思い出させるような、養子5人を含む8人の子供たちが何よりの宝物だと自慢していた。現在はドール・デザイナーとして活躍しているが、母としてマリーは、マイケルさんの処方薬依存をそれは心配するここ数年間であったという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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