8月26日、中国銀聯(China Union Pay:チャイナユニオンペイ)総裁の許羅徳によれば、韓国で発行された中国銀聯カード「中国通」の発行枚数が現在15万枚を突破したことが分かった。
 「中国通」は2008年2月、中国銀聯が韓国クレジットカード大手会社の「BCカード会社」と共同で発行を開始している。
 発売以来、7月末までに、韓国国内で「中国通」によって支払われた金額は合計1億3000万元(約28億8407万円)。なお、中国国内における「中国通」からの支払金額は2000万元(約3億2063万円)に迫った。
 許羅徳氏によれば、中国―韓国間の貿易量増加や、両国間ビジネスの活発化などが、「中国通」による支払い金額急増の主因とのこと。
 2007年、中国―韓国間貿易額は1500億ドル(約16兆4601億円)を突破し、中国を訪れた韓国人観光客は延べ500万人に及んだ。
 「BCカード会社」によれば、2009年2月までに、「中国通」カード発行量100万枚を目指しているという。
 一方、中国銀聯許羅徳氏は、「中国銀聯は今後、より多くの国、地域で銀聯カードサービスを展開していく方針」と示した。
(China Press 編集:HD)