29日にサン・マメスで行われたバスク選抜対カタルーニャ選抜にスタメン出場したバルセロナのGKアルベル・ジョルケラが負傷し、6ヶ月の長期離脱となる見込みとなった。つまり今シーズンは絶望ということだ。これにより、バルサはGKの補強が急務に。

 腰に痛みを訴え、同親善試合を辞退したビクトル・バルデスの代わりにスタメン出場したジョルケラだが、試合開始から15分も経たないうちに最悪の事態に襲われた。地面に右足を取られそのままうずくまったジョルケラ。交代のサインがすぐさま出され、担架でロッカールームへと運ばれた。カタルーニャ選抜のチームドクターであるラモン・クガット医師の初診によると、右膝前十字靭帯の断裂であるとのこと。2年前のチャビと同じ重症だ。

 バルサにとってせめてもの救いは、1月1日から冬の移籍マーケットが開くことだ。この期間中にGKの補強を行うことになる。とはいえ、そうすんなりといくかは疑問だ。バルサにはバルデスという守護神がおり、彼の控えという立場を受け入れてくれる選手となると簡単には見つからないとも考えられる。

 これから長期に渡るリハビリ生活に入るジョルケラだが、しっかりケガを治し、元気な姿でピッチに戻って来て欲しい。

(スペイン通信)