好調エバートンの攻撃の中核となっているMFミケル・アルテタ。もはやプレミア有数のMFと言われスペイン代表入りも近い彼を巡って、欧州の多くのクラブが獲得合戦を繰り広げている。今回アルテタ獲得のために英国を訪れたのはスペインのバレンシア。スポーツディレクターのミゲル・アンヘル・ルイス氏がクラブと3日間交渉を持ったがあえなく決裂している。バレンシアが提示した1500万ポンドという額にエバートンは納得せず、MFマヌエル・フェルナンデスを盛り込んだオファーも一蹴。逆にエバートンは2500万ポンドという桁外れの額を設定したという。ルイス氏は「エバートンの要求額は法外だった。どうやら放出する気はないようだ」と意気消沈。アルテタのイニャキ・イバネス代理人も「多くのクラブが興味を持っているようだが、移籍はクラブ次第。ミケル本人はここの居心地がいいようだ」としている。はたしてこの額を出すクラブは現れるだろうか。